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2024.09.23
世界有数のゴルフ場保有国であり、さまざまな観光資源を持つ日本は、海外ゴルファー誘致の条件は揃っており、後はそのシステムをどう作り上げていくかにかかっております。
インバウンドの中の、外国人富裕層向けのコミュニケーション対策で、ゴルフ×観光の解決策として、ゴルフ業界とカタカナ英会話ジェッタが取り組んだ事例を紹介します。
目次
日本初開催となるゴルフコンベンション(JGTC2018)を開催した三重県、欧米豪からの新たな需要開拓した三重県内の「ゴルフ場」と「カタカナ英会話ジェッタ」の歴史
「ゴルフツーリズム」を提唱し、県観光局、ゴルフツーリズム促進部会、地域振興のための非営利団体など、海外からゴルファーを呼び込む作戦を進行させていた三重県。
2016年、欧州のゴルフツアーオペレーターを招いて、ゴルフと観光を体験してもらう視察ツアーを実施、また三重県は欧州から多くのゴルファーを誘致しているタイ市場と連携、タイ・パタヤゴルフコースと「ゴルフツーリズムの促進覚書」に調印した歴史があります。
訪日リピーターの増加、大都市以外の地方への訪問意欲が高まるタイの訪日市場に注目した三重県は、施策の一つとしてゴルフツーリズムの推進により、欧米市場をはじめとした新たな需要を開拓し、三重県での滞在、誘客につなげていった。タイからゴルフツアーの実績として、2017年135名、2018年80名以上が来県されておりました。この流れでジェッタが必要とされたのが、2019年です。
ゴルフ場×外国人富裕層のコミュニケーション対策の重要性
上記の流れで、2019年、三重県観光局(海外誘客課)は、今年もパタヤのゴルフ場関係者をはじめタイからゴルファーなど122名が5月12日から15日の日程で来日(県)し、県民や関係者とのフレンドリーコンペを開催しました。タイ・パタヤはアジア№1のゴルフ旅行先で、同県では平成28年2月2日にパタヤの「東海岸ゴルフコース協会」(EGA)との間にゴルフツーリズムの地域間連携の促進に関する覚書(MOU)を調印し、相互のゴルフツーリズムの発展に協力しており、昨年は三重県商工会議所連合会がパタヤを訪問し、今回はパタヤの行政関係者が来県するなど、ゴルフツーリズムを機に、双方の経済界や行政関係者も巻き込んだ交流に発展していました。総勢約160名の交流ゴルフトーナメントを開催、同日夜に四日市市内のホテルでフェアウェルパーティを行いました。
また、外国人富裕層のゴルファーは5月14日に涼仙GC(18ホール、いなべ市)でもプレー、ノンゴルファーや行政関係者は他の県内観光や視察にまわりました。
その前段としての準備のための取り組みが、
誰でも簡単!外国人に通じる発音ができる「カタカナ英語」でおもてなし!
のカタカナ英会話接客研修でした。
【事例】涼仙ゴルフ倶楽部(三重)カタカナ英会話で外国人客対策
会員制ゴルフ場の涼仙ゴルフ倶楽部(三重県いなべ市)では、会員の同伴や紹介で、年間200名~250名程度の外国人のお客様が来場しており、今後はさらなる外国人客の増加が予想されました。
しかし、これまでフロントやキャディーなどが英語で対応しようとしても、発音が通じず円滑に対応できないことがありました。そこで、外国人のお客様にも英語で円滑に対応できるようにするために、2019年2月27日・28日午前にフロント6名、キャディー33名の計39名を対象に「カタカナ英会話」の社内研修を行いました。
研修では、ゴルフ場で用いる英語表現の確認や、ペアになって会話形式の練習などを行いました。この研修は、誰でもカタカナを読むだけで、すぐに外国人に通じる発音ができることが特長で、名古屋市内の百貨店などにも採用されたものです。
「カタカナ英会話ジェッタのカタカナ」は、大・中・小の3つの大きさのカタカナで英語のイントネーションやアクセントを表現し、カタカナを読むだけで、初心者でも外国人に通じる発音ができることが特長です。
涼仙ゴルフ倶楽部は、外国人のお客様にも英語で円滑に対応できるようにするために、英会話研修を検討していました。名古屋市の旅行会社の紹介でジェッタの「ミシュク式カタカナ英会話」について知り、大中小のカタカナで誰でもすぐに発音ができることに着目して、研修を依頼しました。
この研修を通して、フロントスタッフにはお客様への案内を適切に行えるようになり、キャディにはコースアドバイスがより円滑にできるようになることを期待しました。この研修を導入した結果、涼仙ゴルフ倶楽部では、外国人観光客の対前年比の売上が20%以上アップしたと報告を受けております。
ジェッタが従業員向けに行った「カタカナ英会話」研修がその一助になりました。
御社でもインバウンド対策で、特に富裕層向けの接客が必要なスタッフ研修に「カタカナ英会話接客研修は」いかがでしょうか?
カタカナ英会話ジェッタとは
大・中・小の3つの大きさのカタカナで英語のイントネーションやアクセントを表現する、長谷川雄一朗が代表を務める英会話スクールです。カタカナを読むだけで、誰でもネイティブに近い発音をすることが特長です。
英語が苦手な人でも取り組みやすく、効率的に英会話を身に付けることができます。これまでに1,000名以上の生徒が「ミシュク式カタカナ英会話」を学び、英会話ができるようになった人も多数輩出。中には80代で受講を始め、英国ホームステイの夢を実現した女性もいます。また、外国人富裕層が多く訪れる百貨店や小売店、宿泊店などの従業員研修にも採用されています。