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2024.12.18
ゴルフ場に外国人客が増えるにつれて、英語の応対が必須に。手っ取り早く覚えられる〝カタカナ英語”が重宝されている……。
「カタカナ英会話ジェッタ」がそれ。その内容は、大中小、3つの大きさのカタカナで英語のイントネーションやアクセントを表現する英会話学習法。カタカナを読むだけで、初心者でも外国人に通じる発音ができるというのがウリです。
目次
「発音が通じず円滑に対応できない」といった接客・販売の課題を持つ事業者さまの最後の砦!
長谷川雄一朗氏が2015年、英会話を教える教室「ジェッタ」を名古屋で開業。法人向けインバウンド対策や従業員向け研修を手掛けている。
そこで手をあげたのが涼仙G C(三重県)。「インバウンドのお客さんは、昨年は100人ほどでしたが、今後増える見込みで、早急に従業員の英語での対応を迫られてきたのです」(同GC、城野保博氏)
会員制ゴルフ場の涼仙ゴルフ倶楽部(三重県いなべ市)では、会員の同伴や紹介で、年間200名~250名程度の外国人のお客様が来場しており、今後はさらなる外国人客の増加が予想されます。
しかし、これまでフロントやキャディーなどが英語で対応しようとしても、発音が通じず円滑に対応できないことがありました。そこで、外国人のお客様にも英語で円滑に対応できるようにするために、2月27日・28日午前にフロント6名、キャディー33名の計39名を対象に「ミシュク式カタカナ英会話」の社内研修を行います。
研修では、ゴルフ場で用いる英語表現の確認や、ペアになって会話形式の練習などを行います。この研修は、誰でもカタカナを読むだけで、すぐに外国人に通じる発音ができることが特長で、名古屋市内の百貨店などにも採用されたものです。
一体どれくらいの英語をマスターすれば、おもてなしができるのだろうか?
「デパートなどでも研修していますが、そこから類推しますと、最低30フレーズ、もう少しの会話で+ 30、さらに上を言うなら+40、計100フレーズをマスターすればスムーズな対応ができると思います」(ジェッタ、長谷川一朗社長)
日本が英語後進国といわれて久しい。まずは、100フレーズをマスターし、インバウンド客を呼び込めば、ゴルフ場・百貨店(接客・販売業)の活気にもつながりそうだ。
「カタカナ英会話ジェッタとは」
カタカナ英会話 ジェッタは、 ”英語が話せない日本人がいなくなること”を理念に活動しています。
学校で勉強はしているが、英語を話すとなると諦めてしまう人が多いです。だから私たちは敷居が低い気軽に英会話が学べる環境を提供します。
英語をカタカナで学ぶことでネイティブと会話ができる語学力を身に着けられる英会話サロンを立ち上げました。 日本人が理解できる英語を3つの大きさのカタカナ表記をすることで日本人なら誰でも簡単に英会話をマスターすることができます。
「いつか日本人全員が英語を使いこなして、各々の目的に向かってチャレンジできるようにしたい。」 これが私たちの理念です。 ジェッタは日本で初めてのカタカナ英会話の店舗です。 グローバル人材の輩出にも力を入れており、老若男女、いつでもどこでもミシュク式カタカナ英会話を学び始められます。
この研修を導入した名古屋市内の百貨店では、外国人観光客の対前年比の売上が30%アップしました。ジェッタが従業員向けに行った「カタカナ英会話」研修がその一助になっていると考えられます。2015年12月にミシュク式カタカナ英会話を教える教室「ジェッタ」が名古屋市千種区に開業し、今では全国の13の教室で教えています。法人向けのインバウンド対策や従業員向け「カタカナ英会話(コミュセル)」の研修も手掛けています。
【ミシュク式カタカナとは】
御宿重孝氏が開発した、大・中・小の3つの大きさのカタカナで英語のイントネーションやアクセントを表現する英会話学習法です。カタカナを読むだけで、誰でもネイティブに近い発音をすることが特長です。
英語が苦手な人でも取り組みやすく、効率的に英会話を身に付けることができます。これまでに1,000名以上の生徒が「ミシュク式カタカナ英会話」を学び、英会話ができるようになった人も多数輩出。
中には80代で受講を始め、英国ホームステイの夢を実現した女性もいます。また、外国人が多く訪れる名古屋市伊内の百貨店や小売店の従業員研修にも採用されています。
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執筆者紹介
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長谷川 雄一朗
カタカナ英会話ジェッタ代表 / 株式会社JETTA代表取締役
愛知県名古屋市出身。明治大学法学部を卒業後、大手海運会社に勤務。半導体商社のベンチャー企業に転身すると同時に起業し、英会話スクール株式会社JETTAの代表取締役となる。貿易実務や海外展示会出展などの経験を活かしたBtoBの海外営業を得意とする。株式会社JETTAでは自身の経験を活かし、日本人の英語への苦手意識を改善し、自信を持って国内外で活躍できる人材の育成に務める。