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2024.10.04
株式会社JETTA(所在地:愛知県名古屋市、代表取締役:長谷川雄一朗、以下「JETTA」)は、地域資源を活かし、東アジア観光客に特化したインバウンド対策セミナー「韓国・台湾・香港・中国の人々の移動・滞在分析データからみたインバウンド対策 坂出が目指すべきおもてなし‼︎ アジア編」を2023年10月5日(木)に開催いたしました。
カタカナ英会話ジェッタの校長でもある長谷川雄一朗は、坂出市役所が運営する中小企業の売上アップや創業希望者の創業実現に向けた支援を行う坂出ビジネスサポートセンター(サカビズ)で、事務局マネジャー兼スクール集客専門家を務めており、今回は坂出市観光協会と共催で、しかるべき対策を伝えたこのセミナーは市内の宿泊・飲食サービス業が中心となり30名以上が集まった。
目次
人口5万〜10万人の地方都市の「勝ちパターン」を検証する2時間
このセミナーで伝えた事は、東京・大阪・京都のような大都市のインバウンド対策ではなく、地方であることを誇りに持ちブランディング戦略をとってインバウンド客の観光消費額を1人あたり30万円に持っていくにはどうすべきか考えて、いまある観光資源をどう生かしていくか、結論は受け入れ態勢を強化しコンテンツをインバウンド客向けに磨きましょうということです。
オーバーツーリズムであえぐ大都市は、そもそも30年前から海外メディアで取り上げられて知名度がある場所ですが、坂出市は知名度がないので逆算して「勝ちパターン」を検証する提案型セミナーですので、セミナー受講後のアクションプランが明確です。
高単価・高付加価値の着地型コンテンツ造成と、2025年の大阪万博と瀬戸内芸術祭に向けた受け入れ態勢の整備
インバウンドは今後15兆円を目指せる産業で、3,000万人が毎年日本にやってくる。一人当たり20万円を使ってもらうように国は計画してますが、坂出市に求めたのは事業者全体で年間売上10億円で、一人あたり32万円となります。そこで一人あたり32万円を使ってもらうには、いつどこで何をどうすれば実現できるかコンセプトを設計し、持続可能な形で仕組化することが重要であり、そのノウハウを惜しみなく提供した。
当然、セミナー後の満足度は5点満点中4.7点、実用度89%と評価を得ており、「アジア人の中でも国別で特徴が違うので、ターゲットに絞ったコンテンツを考えてみるのは面白いなと思いました」や「香川・坂出に特化したデータなどが豊富で、興味深い内容でした。大変勉強になりました。」とコメントをいただきました。
下記が当時のセミナーの詳細ですのでご参考ください。
【韓国・台湾・香港・中国の人々の移動、滞在分析データからみたインバウンド対策 坂出が目指すべきおもてなし‼︎ アジア編:https://bit.ly/3OTkCsc】
セミナー開催の想い
ポスト・コロナ時代に突入し、2022年10月からは海外からの個人旅行が再開され、インバウンド観光客数とインバウンド消費は急回復しています。
さらに、今年3月に閣議決定した「観光立国推進基本計画」では、インバウンド消費拡大に向けたアクションプランとして、滞在の付加価値向上を目指し、地方の自然や文化を活かした体験型アクティビティの充実を掲げています。
また、最近は個人旅行の増加により、個々の好みや嗜好に合った旅行をするため、地方に注目が集まっています。こうした中で、地方自治体のインバウンド誘致において「地域資源を活かしたコンテンツ作り」が重要になってきており、本セミナーのテーマになります。
坂出市では、2025年に開催される大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭を機に、多くの外国人旅行者が訪れることが予想され、その受け入れ環境の整備を進めています。
キーワードは、「坂出市ならではのおもてなし」です。今あるものを生かして、外国人観光客への「おもてなし」商品やサービスを生み出す仕組みづくりをしていきましょう。
セミナー概要
今回は、宿泊と飲食をテーマに地方の坂出市がとるべき訪日客対策を学びます。国内のインバウンド消費は、宿泊費と買物代と飲食費が上位3位に入り、国別消費額では韓国・台湾・香港・中国の4カ国が全体の40%以上を占めます。香川県においても同様の傾向が見られ、今後の坂出市においてインバウンド消費を向上させるためのキーポイントです。
さらに、国内のインバウンド消費の傾向は「モノ」から「コト」へ体験型に変化しています。地方ならではの文化や自然への興味・関心が高まっており、地元の魅力を活かしたコンテンツの制作により地域経済の活性化も見込めます。
そこで、本セミナーでは、東アジアの国民性に注目し、滞在データを分析・解説しながら、坂出市に今あるものを「やってみたい」「体験してみたい」と思うようなコンテンツにする手法をお話させていただきます。
セミナー内容
・日本と香川県のインバウンド観光客に関するデータ分析・解説
・地方の坂出市が目指す訪日客対策
・市民や事業者の受け入れ体制のポイント
・アジア人が坂出市に求めるモノ・コトの検証・アプローチ方法
(もちろん欧米人向けにも対策できます)
このような方におすすめ
・定番・人気のゴールデンルート(東京・大阪など)から坂出市を訪れる外国人の、最新の移動・滞在分析データを知りたい方
・坂出市が目指すべきインバウンド観光客の受け入れ体制を知りたい方
・坂出市でのインバウンド対策を一緒に盛り上げていきたい方
講師プロフィール:長谷川 雄一朗
株式会社JETTA代表
坂出ビジネスサポートセンターSaka-Biz事務局マネージャー
2008年に国際総合物流会社である株式会社名港海運に入社。航空貨物部で新規事業および本社営業部で法人営業に従事。
2012年に3Dモデルを開発・輸出するベンチャー企業に入社。新規ビジネスモデルの立案、海外メーカーとの折衝、海外展示会への出展企画、渉外業務を行った後、株式会社JETTAを創業。現在は、名古屋市と坂出市を拠点に企業向けにブランディング、海外販路開拓のためのECサイト制作の支援事業を展開する。
また、教育事業も行っており、カタカナを用いた「カタカナ英会話」を独自開発。このメソッドを使ったインバウンド接客やコミュニケーション方法を教える法人向け研修では、前年度比売上20%アップに貢献。外国人向けビジネスをサポートしている。
まとめ
滞在分析データを検証したインバウンドセミナーは、どんな市町村でも開催が可能です。
是非ともお声掛けください。まずはお気軽にお問い合わせください。
~滞在分析データから考える~「インバウンド対応最前線 ~観光業が求める今と未来~」
講座項目案:
①インバウンド市場の現状と展望
②旅館や飲食店が押さえるべきポイント
③欧米系・台湾系観光客のニーズ分析
④多言語対応、キャッシュレス決済、Wi-Fi環境整備などの具体策
⑤実際に行われているインバウンド対応の取組事例紹介
他地域の施策や民間の取り組みからの学び
など一例となりますが、市町村にあわせた提案が可能です。
是非とも、インバウンドセミナーをご検討いただいている際は、
株式会社JETTAにお声掛けください。