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カテゴリー: コラム

自社の従業員の英語力アップには「人材開発支援助成金」導入がお薦め

インバウンド(訪日外国人)向けにビジネスを展開する企業・店舗にとって、従業員の英語スキルのアップは大きな課題のひとつです。しかし多くの企業・店舗は社員の英語教育には二の足を踏んでいるのが実情です。社内には英語を教えられる人材もいないし、お金もかかるし、といった要因が実施を阻んでいます。

いわゆる「人材開発支援助成金」は、そうした悩みを解消する手がかりのひとつになるかもしれません。

インバウンド対策で従業員の英語力アップに活用できる「人材開発支援助成金」の基本を知る!

「人材開発支援助成金」とは、厚生労働省が提供する支援制度の1つです。

従業員の育成および能力開発を進める際には、訓練・研修などの実施が考えられます。その際にかかるコストは人材開発支援助成金などの制度を活用することで、補填が可能となります。以下では、人材開発支援助成金の基本について解説します。

基本1 仕事に関係する職業訓練などの経費・期間中の賃金を助成する制度

仕事で必要になるスキル獲得のための職業訓練などを実施する際には、多くのコストがかかると予想されます。経費や期間中の従業員の賃金などにかかる経済的な負担を軽減できるのが、人材開発支援助成金の特徴です。

自社の業務に必要となる専門知識・技術を身につけるための訓練や、IT・デジタルスキルの獲得に必要な研修を実施した際に、一部のコストを助成する制度となっています。人材開発支援助成金を上手く活用することで、スムーズに従業員の育成プランを計画できるようになるでしょう。

基本2 申請によって従業員のスキルアップをサポートしやすくなる

人材開発支援助成金を申請することで、従業員のスキルアップをサポートしやすくなります。人材開発支援助成金は訓練や研修の費用を助成するだけでなく、有給休暇の取得制度や労働時間の短縮制度などを通して、従業員の自発的な能力開発を促した場合の金銭的な支援にも活用できます。

従業員が自分から積極的に能力開発を行える職場環境が構築できれば、継続してスキルアップを進められます。長期的な視野を持って従業員の成長を促せるため、社内全体の能力を高められるのも魅力です。

基本3 人材開発支援助成金には6つのコースがある

人材開発支援助成金には、2024年8月現在で6つのコースがあります。それぞれのコースごとに助成内容や受給条件などが異なるため、自社の目的や環境に合ったものを選ぶことが重要です。具体的には、以下のコースが人材開発支援助成金の制度に含まれます。

人材開発支援助成金「6つのコース」(2024年度)

・人材育成支援コース 
・教育訓練休暇等付与コース 
・建設労働者認定訓練コース
・建設労働者技能実習コース 
・人への投資促進コース 
・事業展開等リスキリング支援コース

各制度は厚生労働省のホームページで確認できるため、事前に詳細を把握しておきましょう。
参考:人材開発支援助成金(厚生労働省)

人材育成支援コースの詳細について

人材開発支援助成金のなかでも、幅広い訓練・研修に適用される「人材育成支援コース」は、特に注目を集めています。人材育成支援コースを活用することで、人材開発に関するさまざまな目的の達成を目指せるでしょう。以下では、人材育成支援コースの概要を解説します。

概要1 人材育成支援コースは令和5年4月に新設されたコース

人材育成支援コースとは、令和5年4月に新設された人材開発支援助成金のコースです。以前はの特定訓練コース・一般訓練コース・特別育成訓練コースの3つに分類されていましたが、令和5年4月をもって人材育成支援コースに統合されました。

従来はコースごとに申請が必要でしたが、現在は人材育成支援コースに申し込むだけで制度の利用が可能です。人材育成支援コースのなかには、「人材育成訓練」「認定実習併用職業訓練」「有期実習型訓練」という種類があります。

訓練・研修内容によって適用される助成制度が変わるため、まずはそれぞれの特徴を確認して申請の準備を進めるのがポイントです。

概要2 「人材育成訓練」について

人材育成支援コースの「人材育成訓練」とは、OFF-JTに関する助成制度です。OFF-JTとは、職場ではなく研修やセミナーなどによって能力を育成する方法を指します。現場で実施される通常の教育に含まれない研修・セミナー・eラーニングなどが該当します。

人材育成支援コースの「人材育成訓練」では、自社の職務に関連する知識・技術の習得につながるOFF-JTを、10時間以上実施した際に助成されます。OFF-JTを中心に人材育成を実施する計画を立てるのなら、人材育成支援コースの「人材育成訓練」を利用することが検討されます。

概要3 「認定実習併用職業訓練」について

人材育成支援コースの「認定実習併用職業訓練」とは、職場にとって中核となり得る人材を育成するための支援制度です。職場を支える人材を育成・確保することを目的として、OJTとOFF-JTを実施した際に適用されます。

現場以外の場所で研修などを行うOFF-JTとは異なり、OJTは職場の先輩や上司について知識・技術を習得する方法となります。現場での実務を体験しながら、実践的なスキルやノウハウを獲得できるのが、OJTの特徴です。

人材育成支援コースの「認定実習併用職業訓練」では、このOJTとOFF-JTを組み合わせて、訓練・研修を実施した際に助成されます。OJTとOFF-JTを両方実行する必要があるため、より綿密に育成計画を立てることが求められるでしょう。

概要4 「有期実習型訓練」について

人材育成支援コースの「有期実習型訓練」とは、有期契約労働者などを対象にした支援制度です。具体的には有期契約労働者を、正社員に転換することを目的とした育成に対して助成が行われます。有期契約労働者とはその名の通り、雇用期間が定められている従業員を指します。

例えば、契約社員などが、有期契約労働者に該当します。本来契約社員は、雇用期間が終了するたびに契約の更新などを交渉する必要があります。そのため雇用状況が不安定になりやすく、安心して働けないなどのデメリットがあります。そういった状況を改善するために、正社員への転換を企業側に求めるケースも増えています。

しかし、契約社員を正社員にする際には、さまざまなコストがかかります。そういったコストを考慮して、事前に訓練・研修を実施し、即戦力として自社に貢献してくれる人材に育てることが重要視されています。人材育成支援コースの「有期実習型訓練」を使うことで、正社員への転換時にかかるコストの助成が受けられます。

具体的には認定実習併用職業訓練と同様に、OJTとOFF-JTを組み合わせた訓練を実施することが、助成の条件となります。

概要5 人材育成支援コースにおける手続きの流れ

人材育成支援コースを申請する際には、基本となる手続きの流れを把握するのがポイントです。具体的には、以下の流れで人材育成支援コースの申請が行えます。

訓練計画の提出
「職業訓練実施計画届」などを作成して、訓練開始日から起算して1か月前までに各都道府県労働局へ提出する

訓練の実施
実際に計画した訓練・研修を実施する

認定実習併用職業訓練・有期実習型訓練に関しては、OJTとOFF-JTの併用が必須となり、訓練終了後に「ジョブ・カード様式3-3-1-1職業能力証明(訓練成果・実務成果)シート(企業実習・OJT用)」で、従業員を評価する必要がある

支給申請書の提出
訓練終了日の翌日から起算して2か月以内に、「支給申請書(様式第4号)」と各種必要書類を提出する(必要書類はこちらで確認可能)

助成金の支給審査を受ける

上記の手続き後、助成金の支給に関する審査が実施されます。

「人材開発支援助成金」の申請支援についてはお気軽にご相談ください。

執筆者紹介

長谷川 雄一朗

カタカナ英会話ジェッタ代表 / 株式会社JETTA代表取締役

愛知県名古屋市出身。明治大学法学部を卒業後、大手海運会社に勤務。半導体商社のベンチャー企業に転身すると同時に起業し、英会話スクール株式会社JETTAの代表取締役となる。貿易実務や海外展示会出展などの経験を活かしたBtoBの海外営業を得意とする。株式会社JETTAでは自身の経験を活かし、日本人の英語への苦手意識を改善し、自信を持って国内外で活躍できる人材の育成に務める。

カタカナ接客英会話が外国人のお客様に伝わる3つの理由

インバウンド(訪日外国人)対応で満足度を高める接客英会話術

「インバウンド(訪日外国人)の接客について、スタッフが英語対応できず困っている」
「これまで英会話研修を導入してきましたが、初心者~中級者のレベルを底上げする難易度のものが多かった」
「英語の苦手意識を持つスタッフや新入社員に向けた、入門編かつ現場レベルまで落とし込んだ実用的な研修をしたい」という事業者様からの声を最近よく耳にします。
とりあえず大手英会話スクールに依頼して安心感を得る企業も多いのは事実です。
しかし、本当にそれで良いのか一緒に考えていく必要があります。

日本政府観光局(JNTO)の調査によると、外国人観光客は日本人スタッフが英語で対応することで、滞在中の利便性やコミュニケーションのしやすさが向上し、満足度が大幅に高まるとされています。

(「参考」2024/01/30 JNTO (Japan National Tourism Organization) has released “Results of a new survey on overseas travel and inbound travel to 22 markets around the world.” :https://en.at-nagasaki.jp/dmo/report-news/673)

ここからわかることは、我々にとって必要なことは、日本人が思う英語対応でなく、外国人目線での英会話コミュニケーション術が肝なのです。


日本の戦後教育では、英語は「点数を取るもの」として教えられてきましたが、実際には英会話は「伝える」ことが目的です。
伝われば売上が上がり、スタッフは稼げるようになります。
また、接客のクオリティが向上し、クレームも減少し、カスタマーサービスの満足度も向上します。
これを実現するのが、カタカナ英会話ジェッタが培ったカタカナ接客英会話になります。

話す読むから書く聞くへ


英語が苦手だと感じるスタッフにとって、カタカナ接客英会話が効果的な3つの理由

カタカナ接客英会話は、以下の3つの理由から日本人にとって効果的です。

①ネイティブ監修のカタカナ、話せる➡聞けるようになる。

 カタカナを読むだけで、英語のイントネーションやアクセントが自然に表現できるため、話すことができるようになると同時に聞き取りも向上します。

②カタカナえを読むだけなので、自信を持って気持ちを伝えられる

 自分の主張が相手に伝わることが大切です。カタカナ英会話は自信をつけ、効果的にコミュニケーションができるようサポートします。

③実は以外、世界人口はネイティブ<非ネイティブ。通じやすさを優先します。

 英語は非ネイティブ同士の共通言語です。かっこよさよりも、伝わりやすい表現を厳選し、カスタマイズして提供しています。

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カタカナ接客英会話の原点は?「日本から英語を話せない人をなくす」が理念の「カタカナ英会話ジェッタ」!

日本を訪れる外国人は年々増加しており、2024年については訪日観光客数が半年で3,000万人以上に達し、今後もさらなる増加が見込まれます。海外に行かなくても、日本人が外国人と接する機会は増える一方です。

しかし、中学・高校で6年以上英語を学んできたにも関わらず、ほとんどの日本人は英語が苦手で日常会話もままなりません。アンケート調査によると、20代~60代の約7割の人が英語が苦手(楽天リサーチの調査(2016年8月))、20代~49歳の72%が「英語は単語を羅列させる程度」または「英語は話せない」と回答しています(クロスマーケティングの調査(2013年12月))。

従来の日本人の英語学習法は効率が悪かったと言わざるを得ません。そのような中、日本人が効率的に英会話を習得できる方法として「カタカナ英会話ジェッタ」が注目されています。

「カタカナ英会話ジェッタ」とは、日本人に馴染みのある「カタカナ」を使う英語学習法として開発されたメソッドです。従来、中学や高校の英語の授業では発音記号が使われてきましたが、そもそもほとんどの人が発音記号を読むことができません。多くの日本人は、正しい発音やイントネーションで話せないまま、英語を学んできたのです。

「カタカナ英会話ジェッタ」では発音記号は使いません。

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大・中・小の3つの大きさのカタカナで英語の発音、イントネーションやアクセントを表現します。一番大きな文字にアクセントがあり、それをはっきりと、強く発音します。中ぐらいの大きさの文字は、普通にカタカナを読むように発音します。一番小さい文字は、弱く、短く発音します。これを、声に出して練習するだけです。

カタカナなので、日本人なら誰でも読めます。そして、大・中・小の3つの大きさのカタカナを読むコツが分かれば、すぐにネイティブに通じる英語を発音することができるようになります

ジェッタでカタカナ英会話を学んだ生徒からは「カタカナだから、これならできそうだと思った」、「正しい発音ができるようになり、発音に自信を持てるようになった」、「発音ができるようになると聞き取りもできるようになった」という感想を聞いています。

81歳で夢を叶えたカタカナ英会話ジェッタの生徒さんも在籍!

【浅井末子さん(当時81歳)、長年の夢を実現させた女性】

目標を実現させたい、と決意を新たにしたとき、思い浮かんだひとりの生徒さんがいます。

ジェッタの受講生は小学生から中高生、20代~70代の社会人、シニアと幅広い年代の方々が通わっています。浅井さんは最年長のおひとりながら、誰よりもエネルギッシュに学ばれていました。

彼女は20歳の頃からガーデニングが好きで、いつか英国で本場の ガーデニングを体験したいと思っていました。ご主人を亡くされ一人暮らしになってから、昔の夢を思い出し、ジェッタに通い始めました。アルファベットを使わない、カタカナで発音を教える英会話教室だと知り、「これならできそうだ」と 思ったそうです。週に2回の教室通学と、家庭での学習によって英会話を身に着け、なんと半年で英国で9日間のホームステイを実現したのです!

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「伝わるから、楽しい!伝えて、稼げる!カタカナ接客英会話の体験会を実施中!」

ジェッタは、英語に挫折したことがある人、もう一度英語にチャレンジしたい人にとっての駆け込み寺です。カタカナを読むだけなので、子どもから高齢者まで誰でも始めやすく、過去に英語に挫折した経験がある人も、もう一度英語にチャレンジしようという気にさせます。

英会話に恐怖心を持っている生徒には、自信を与えます。ジェッタは、大手百貨店や外国人客が多い商店、刃物店、ゴルフ場などで出張授業を行ってきました。

三浦刃物店での英会話研修風景

実際に、顧客満足度が向上し、昨対比で売上20~30%アップに繋がったと、研修担当者からお声をいただいております。

円安が続く中、インバウンドの増加により、訪日外国人は2030年には年間6,000万人に達します。この機会を逃さず、カタカナ接客英会話研修を取り入れて、稼げる「通じる英語」を身につけませんか? 

無料オンライン体験会の中で簡単に問診も行います。是非ともお問い合わせください。

執筆者紹介

長谷川 雄一朗

カタカナ英会話ジェッタ代表 / 株式会社JETTA代表取締役

愛知県名古屋市出身。明治大学法学部を卒業後、大手海運会社に勤務。半導体商社のベンチャー企業に転身すると同時に起業し、英会話スクール株式会社JETTAの代表取締役となる。貿易実務や海外展示会出展などの経験を活かしたBtoBの海外営業を得意とする。株式会社JETTAでは自身の経験を活かし、日本人の英語への苦手意識を改善し、自信を持って国内外で活躍できる人材の育成に務める。

<施設様向け>無料体験レッスンを随時開催しています 人事担当者様と、実際に研修を受講される方向けの計2種類のレッスンをご用意していますのでお気軽にお問い合わせください。 体験レッスンのお申込はこちら
担当者直通ダイヤル「ハセガワ」まで
080-1205-6213 英会話研修HPを見たとお伝え下さい
担当者直通ダイヤル「ハセガワ」まで 080-1205-6213

© カタカナ英会話ジェッタ(株式会社JETTA)

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